「9月30日〆切」の注意点
よ「じゃあ結局、9月末までにどうにか間に合えばいいわけだ」
ま「あの…それを言ってると、ホントにギリギリになるよ。今年の確定申告だって3月15日その日に申告したじゃん。私も人のことを言えた義理じゃないけど」
よ「2023年9月30日って土曜日じゃん!だからホントの期限は2023年10月2日になるんじゃない?(わくわく)」
ま「残念。9月30日です」
よ「えっ…なんで」
ま「『期限が土日祝日だと、その次の最初の平日が期限になる』っていうのを期限の特例っていうんだけどね。国税通則法第10条第2項に書いてあるんだけど、この期限っていうのは、税法で定める期限なんだよね」

【引用元】国税通則法(e-gov)
ま「じゃあ消費税法は登録申請の期限をどうしているかというと、これはあくまでも『インボイス制度が始まる2023年10月1日の6カ月前の日』つまり2023年3月31日となっているわけよ。消費税法の平成28年改正法附則の第44条第1項ただし書きね」

【引用元】消費税法(e-gov)
ま「『2023年9月30日が期限』というけど、これは経過措置に過ぎない。平成30年改正令附則第15条第1項で『2023年3月31日までに登録申請できない困難な事情があったら10月1日に登録したものとみなすよ』と書かれているけど、9月30日とは書いてない。だから『10月2日が期限』なんてことにはならないの」
よ「えっ、じゃあ」
ま「早めに登録申請したほうが安心よ、ってこと。もっとも10月以降でもインボイスの登録申請はできるけど、登録希望日は最低15日間、余裕を見て設定しないとダメよ」
「インボイス登録はe-Taxがオススメ」な理由
よ「インボイスってe-Taxで登録もできるんだね。紙だけかと思ってた」
ま「紙でもe-Taxでもできる。私はe-Tax派。ちなみに、登録の仕方は以前、記事に書いたよ」
【参考】インボイス制度の登録申請はいつまで?紙とe-Taxでの方法を解説
よ「なんでe-Taxの方がいいの?」
ま「登録が早いから。あと、通知がデータで来るから。紙だと失くすでしょ。私、取っておく自信ないよ」
よ「そうだよね。俺からのラブレターだって全部失くしたしね。ちなみに俺の誕生日と結婚記念日もよく忘れるよね」
ま「…それはおいといて。e-Taxだとデジタルで記録が残るからいいのよ。マイナンバーカード対応のスマートフォンがあれば『マイナポータル→e-Tax』で登録番号を確認できるし。e-Tax申請でも紙で通知をもらうことはできるけど、データでもらうことしか考えてなかったなぁ」
よ「紙だと紛失したらアウトなの?」
ま「原則『通知書の再発行はしない』なんだよね。インボイスの登録センターに問い合わせれば教えてくれるけど、面倒よ」
よ「じゃあe-Taxでしようかな。どうせ毎年の確定申告もe-Taxでやってるしね」
ま「あと、e-Taxの方が登録はラクよ。紙の申請には『書き方フローチャート』っていうマニュアルがあるけど、面倒じゃない?e-Taxなら、その都度出てくる質問事項に答えればいいだけだから、ホントにラクよ」
【参考】登録申請書の書き方フローチャート(令和5年中に申請する方用)|国税庁
よ「そっか。じゃあe-Taxでやろう」
ま「で、いつやるの?」
よ「うーん、仕事があって晩ごはん作りがあって明日の釣りの準備もあるからなぁ。それが全部終わってからだね」
ま「ちょっと!そんなことを言ってたら、あっという間に10月よ。今やって!」

【執筆者過去記事】
扶養控除が廃止に?異次元の少子化対策、いくら税金が増えるのか
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