例えば、儲かっているけど現預金がほとんどないA社と、利益はそこまで多くはないが現預金が多くあるB社では、どちらの方が長期間の返済が確実に見込めるでしょうか。

絶対に現預金があるB社です。現預金があれば、儲かってなくても返済はできますが、逆に現預金がないA社は、何かあったらすぐに経営が悪化するため長期間の返済の見込みが立ちづらく、融資が受けにくいのです。もし食中毒が発生したり、近隣に競合店ができたりしたら、すぐに経営が悪化してしまい返済できなくなってしまいます。債権者である金融機関にとっては毎月、入ってくるのは融資時に約束した元金の返済と利息であり、その会社の儲けの大小に影響はされないので、長期の返済が確実に見込めるB社の方が魅力的な会社になるのです。

「金融機関が融資をしたくなる返済が確実に見込める会社」になるために、具体的に押さえてほしい指標があります。それは(ア)現金および預金、(イ)自己資本と(ウ)借入金です。これらの指標を意識しながら経営していくことで、金融機関から融資を受けやすくなります。個々の項目については次回のコラムで説明していきますのでお楽しみに!

飲食店の財務戦略は財務体質の強化を意識するところから!金融機関が融資をしたくなるように財務体質をよくすることが大切です。


「顧客目線」「嗅覚」がカギ! 選ばれる税理士の “回答力”

2020年6月に清文社からCredo税理士法人の2冊目の本が出版されました。今回は、弊社の顧問である元国税調査官の飯田真弓先生との共著となっています。

税理士事務所を舞台に税務トラブルを小説調で解説していく読みやすい本となっています。メインの話は個人の飲食店に関する税務の解説本になっているので、経理に携わっている方も、飲食店の方も読みやすいと思います。ご興味がある方は是非チェックしてみて下さい。

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