■決算書4ページ
(国税庁ホームページより)
〇貸借対照表(資産負債調)
資産の部の合計額と、負債・資本の部の合計額は必ず一致します(両方が必ずバランス=均衡するので、貸借対照表は英語でバランスシートと呼ばれます)。
資産の部
棚卸資産…期首と期末の棚卸表から、それぞれの棚卸高を記入します。
事業主貸…所得税等、住民税など事業所得の必要経費にならない租税公課や家事消費の金額など、事業から支出した金額の合計額です。
負債・資本の部
預り金…専従者給与などから徴収した所得税等の源泉徴収税額のうち、まだ納付していない金額も預り金です。
事業主借…事業主のポケットマネーから出した事業資金、預金通帳に記帳されている利息など、事業所得以外の収入で事業に受け入れたものの金額の合計額です。
元入金…期首の金額と期末の金額は同じ金額を記入します。
青色申告特別控除前の所得金額…決算書1ページの「損益計算書」の㊸欄の金額を記入します。
青色申告者の貸借対照表作成について、詳しくは以下国税庁ホームページをご覧ください。
国税庁ホームページ:「青色申告者のための貸借対照表作成の手引き」
(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2020/pdf/046.pdf)
〇製造原価の計算
①~⑤原材料費
⑥労務費
⑦~㉑その他の製造経費…あくまで、製造にかかった経費です。
㉓㉕期首半製品・仕掛品棚卸高、期末半製品・仕掛品棚卸高…期首と期末の棚卸表から、それぞれの半製品・仕掛品などの棚卸高を記入します。
㉖製品製造原価 決算書1ページの「損益計算書」の③欄へ転記します。