国税OB税理士が監修。公認会計士・税理士・会計事務所・企業経理担当、税金・会計に関わる“会計人”がいま必要な情報をお届けします!

KaikeiZine

注目キーワード

酒井克彦の記事一覧

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~AIによる美術品評価~

    2021.06.10

    先日、アルゴリズムにより唯一無二の絵を生み出すロボット「Ai-Da」の描く自画像が、ロンドンの美術館、デザイン・ミュージアムで展示される運びとなったと英・ガーディアン紙が報じています(2021年5月18日付けThe Guardian WEB版)。長い間、芸術とは人間の文化的営みであり、それを表現することはロボットには不可能であるとされてきましたが、ついに芸術分野にもAIが進出してきたということでしょう。今回は、AIと芸術に注目してみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~トッカン工事~

    2021.05.27

    先日、ある新聞の見出しに、「『無策のツケが国民に』、感染再拡大で『突貫工事』、コロナ関連法改正案の焦点」(毎日新聞令和3年1月22日配信デジタル版)というものがありました。「突貫工事」と聞くとマイナスのイメージを抱くところですが、今回は「突貫」という言葉を考えてみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~山田太郎さんと「滞納太郎」~

    2021.05.18

    皆さんは「山田太郎」さんと聞けば、誰を思い浮かべるでしょうか?参議院議員、歌手、評論家など、少し考えるだけでも著名人が数名思い浮かびますが、スポーツ漫画の主人公を思い出す方もいるでしょう。もっとも、こうした固有名詞とは別に、申告書や申請書などの書き方を説明する見本例にも、よく「山田太郎」という名称が使われることがあります。今回は、そうした山田太郎さんに注目します。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~徳を積む~

    2021.04.22

    「徳を積む」という言葉があります。これは、仏教の教えに由来する慣用表現の一つですが、「積む」という言い方からすれば、何か「徳」というものが少しずつ積み上がっていく、英語でいえば「pile」されていくようなイメージがあるかもしれません。もし「徳」が、物質的に積み上がっていくものであるとすれば、「徳」の資産該当性を論じることもあながち的外れではないように思われますが、今回はヒューマンキャピタル論と関連付けてこの辺りを考えてみたいと思います。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談 無戸籍と課税~佐渡金山の無宿人の納税義務~

    2021.04.08

    離婚した夫婦の子が出生届を出されずに「無戸籍者」になる問題については、近時の国会でも取り上げられ、法務省もその対応を検討してきました。この点、法制審議会(民法(親子法制)部会)は、民法の嫡出推定規定(民法772②)による、いわゆる「離婚後300日問題」がその一因であるとして、その見直しを議論してきました。本年(令和3年)2月9日、同部会は、民法の嫡出推定規定に例外を設けるなどの法改正の中間試案をとりまとめ、明治時代から続く嫡出推定規定の見直しの具体化が進展するものと思われます。今回は、こうした無戸籍問題と納税を考えてみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~田中角栄と渋沢栄一~

    2021.03.25

    国会議事堂の階段を上ると中央広間に突き当たります。中央広間の四隅には銅像が立っていて、1人目は伊藤博文。2人目は大隈重信。3人目は板垣退助です。そして銅像のない台座が1つ置かれています。4つ目の台座が空だったのを見て、田中角栄は「いずれは自分がそこに立つ」と密かに心に秘めたといいますが(石原慎太郎『天才』39頁(幻冬舎2016))、今回は田中角栄にスポットを当ててみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~ジェンダー問題と確定申告書~

    2021.03.11

    東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(TOCOG)の森喜朗会長の「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」などの発言が、国内外で波紋を広げました。この発言が女性蔑視だとしてマスコミで大きく取り上げられ、また、それがオリンピック憲章に反するのではないかといった話題も持ち上がり、世論に押される形で森会長が辞任をするに至りました。今回はこうしたジェンダー問題と租税法について、考えてみたいと思います。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~入管法改正にみる法律番号~

    2021.02.25

    法律には題名を付けることとされていますが、法律が掲載される官報を見ると、「○○法をここに公布する。」という公布文、御名、御璽、日付、内閣総理大臣名及び「法律第△△号」という記載が続きます。法律番号は、数ある法律の中から当該法律を特定するために付されるものですが、今回は、入管法改正から、この「法律第△△号」という法律番号を考えてみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~老化は病気か?アンチエイジングと医療費控除~

    2021.02.15

    所得税法73条《医療費控除》2項は、医療費控除の対象となる医療費について、「医療費とは、医師又は歯科医師による診療又は治療、治療又は療養に必要な医薬品の購入その他医療又はこれに関連する人的役務の提供の対価のうち通常必要であると認められるものとして政令で定めるものをいう。」と規定します。ここでは、診療や治療が念頭にあるわけですが、「老化」は診療や治療の対象となる疾病(病気)に当たるでしょうか?すなわち、アンチエイジングを診療又は治療として捉えることができるのか、租税法領域の外から眺めてみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~「地金」の売却に係る税負担~

    2021.01.14

    「地金」の売却による所得は「資産の譲渡による所得」であることから、所得税法上、譲渡所得に該当します。ただし、営利を目的として継続的に売買をしている場合の所得は、譲渡所得とはならずに、その実態により事業所得又は雑所得として総合課税の対象になりましょう。地金というと高級な金属というイメージがありますが、今回は「地金」について考えます。

ページ先頭へ