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酒井克彦の「税金」についての公開雑談の記事一覧

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~「地金」の売却に係る税負担~

    2021.01.14

    「地金」の売却による所得は「資産の譲渡による所得」であることから、所得税法上、譲渡所得に該当します。ただし、営利を目的として継続的に売買をしている場合の所得は、譲渡所得とはならずに、その実態により事業所得又は雑所得として総合課税の対象になりましょう。地金というと高級な金属というイメージがありますが、今回は「地金」について考えます。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~トイレと税制~

    2020.12.24

    近頃逝去したアメリカ合衆国連邦最高裁判事であった故ルース・ベイダー・ギンズバーグ女史(Ruth Bader Ginsburg、1933年3月15日-2020年9月18日)が、当時数少ない女性法律家として多くの苦労をしたことは広く知られたところでしょう。彼女が1956年にハーバード大学に入学したときは、500人の男子学生に対して、女子学生はたった9人だったといいます。数ある校舎の中で女子トイレがあるのは一棟だけであったというのですから、いかに女性が冷遇されていたか「トイレ」から見て取ることもできそうです(Blackwell and Ruth Hobday ”I Know This to Be True: Rurh Bader Ginsburg”『ルース・ベイダー・ギンズバーグ』〔橋本恵訳〕11頁(あすなろ書房2020))。さて今回は、一見無関係なものに思われるトイレと税制の関わりを考えます。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~甲乙という匿名表現とマイナンバーカード~

    2020.12.11

    特別定額給付金の入金が全国各地で遅れたことの理由の1つとして、マイナンバーの運用整備が十分でなかったことが話題となりました。そこで、政府は、マイナンバーと預金口座の紐づけを早急に進めるべく検討を進めていたわけですが、最近になって義務化は見送り、任意とする方向性となった模様です。さて、今回はマイナンバーカードの議論において度々話題となる「個人情報の匿名性」について考えます。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~納税のための貨幣〔後編〕:偽札と渋沢栄一~

    2020.11.26

    令和6年より紙幣が刷新され、そこでは、千円札の図柄は北里柴三郎、5千円札は津田梅子、1万円札は渋沢栄一になることが決定しています。新紙幣には最新の偽造防止技術などが用いられることとされていますが、印刷技術の発達した現在の我が国では非常に精巧な紙幣が発行されることから、幸いなことに偽札が流通することは滅多にありません。しかしながら、まだ国家の揺籃期であった明治時代など、政府が偽札対策で手を焼いていた過去も存在します。今回はそうした明治政府の貨幣政策を中心に、新1万円の顔である渋沢栄一にスポットライトを当ててみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~納税のための貨幣〔前編〕:MMT理論と赤瀬川原平の模造千円札~

    2020.11.12

    現代アートの異端児バンクシー(Banksy)が2004年に製作した偽札「ダイフェイスド・テナー(Di-faced tenner)」は、本来エリザベス女王の顔が描かれているはずの10ポンド札に、ダイアナ元妃の顔が印刷されている作品ですが、大英博物館が所蔵することで話題となりました。当然、「ダイフェイスド・テナー(Di-faced tenner)」を貨幣として利用することはできないわけですが、今回は、貨幣とは何かについて、納税の観点から考えてみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~税務大学校の宿泊施設の取組み~

    2020.10.22

    新型コロナウイルス感染症流行の初期段階における我が国の水際対策は適切だったのでしょうか?例えば、新型コロナウイスルが発生した中国武漢市からのチャーター便手配や、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号内に発症したコロナウイルスに対する我が国の取組みの是非などについては、今後の議論を待つほかありませんが、今回はその際に活躍した税務大学校の宿泊施設をご紹介します。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~トランプ大統領のタリフマンとジョージ・ハリスンのタックスマン~

    2020.10.08

    アメリカ大統領選を目前に、トランプ大統領と民主党候補バイデン氏の争いが注目を浴びています。トランプ大統領が新型コロナウイルスに罹患したとあって、大統領選への影響を不可避とする報道も見受けられるところです。しばしばtweetで世間を騒がせてきたトランプ大統領ですが、以前、「I am a Tariff Man.」、すなわち「私は関税職員だ。」と呟いたことがあります。さて、そこにはどんな意味が込められているのでしょうか。今回はトランプ大統領のtweetの意味から紐解いていきたいと思います。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~信長の茶道具と評価額~

    2020.09.24

    安倍晋三前首相の突然の退任劇は、永田町を大きく揺るがしました。菅首相にはコロナ対策の継続性などを求める声が多い反面、安倍首相の周辺で問題視されてきた政治問題の解決が有耶無耶になるのではないかという懸念の声も聞こえてきます。例えば、安倍政権で問題視された桜を見る会について、菅政権は来年以降の同会の開催中止を発表しましたが、これについては種々の評価がありましょう。さて、桜を見る会は、現代の茶会ともいえそうですが、今回はそうした茶会に目を向けてみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~税務職員への手土産~

    2020.09.10

    国家公務員に高い倫理観が求められていることは一般に広く理解されているでしょう。また、その点については、国家公務員倫理法(平成11年法律第129号)が示しているところです。もちろん、税務職員にも高い倫理が求められるわけですが、今回はかかる倫理観について注目したいと思います。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~噂話が支える人間社会~

    2020.08.27

    およそ7万年前からホモ・サピエンスの複数の生活団体がアフリカ大陸を離れ、中東にいたネアンデルタール人をはじめ他の人類種をすべて追い払い地球上から一掃してしまいました。ホモ・サピエンスはその後、驚くほど短い期間でヨーロッパ、東アジアのみならず、オートラリア大陸にも上陸しています。ホモ・サピエンスが生き残った理由の1つに「噂話」をする能力を挙げる見解がありますが、今回は脱税の噂話を耳にした時の話を考えます。

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