3.月次予算実績会議

  1. 事業計画を絵に描いた餅で終わらせないためにも、計画と実績を比較することにより、計画の進捗状況を確認する必要があります。また、計画と差異が出ていた場合に今月以降どのようなアクションをとるべきか、検討する必要があります。実施する頻度は月次決算とあわせて、月次で実施しましょう。
  2. 当初立てた計画、特に財務計画と月次決算の結果を比較して、実績値が良い場合、悪い場合、共にどのような理由で差異が出たのかを把握する必要があります。そもそも計画に無理があった場合や、経営環境に大きな変化があった場合には、計画を迅速に変更しましょう。
  3. 計画は適切に策定されているが、実績が伴わない場合は、社長をはじめとした幹部社員で、当月以降の行動を見直す必要があります。行動量が足りないのか、提案の質を高める必要があるのか、商品やサービスの品質に問題があるのか、検討しましょう。
  4. キャッシュフロー経営では、月次決算の数値を確認して、数ヶ月先のキャッシュ残高に問題が無いか、確認する必要があります。この場合、多少悲観的に予測しておいた方が安全です。キャッシュに不安がある場合は、早めに銀行と会話を始めましょう。
  5. 月次決算の数値を確認する際、売上高、人件費等のコストは確認されているはずですが、加えて以下の項目の確認を徹底し、キャッシュインの増加を図りましょう。
  • ・今月の販売やサービス提供に対する請求書を失念せずに出しているか
  • ・入金期日に入金がされていない滞留債権は無いか
  • ・滞留している在庫が増えてきていないか、在庫をより早く販売することは出来ないか

 

以上、上場を目指さない会社であっても、対応するべきことを紹介しました。これらは、上場企業であっても対応出来ていない企業もあります。

やると決めたら、今から動くことが必要です。0を1にすることが最も難しいので、まずは迅速にアクションを起こして1にしましょう。

今回の記事を一つの考え方として、会社経営の参考にして頂き、会社の成長と安定を目指して頂ければ幸いです。

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