融資の審査の仕組み理解しよう!
その後gさんは、飲食店専門の税理士に相談し、金融機関から融資を受けやすくできるように財務体質を見直しました。過度の節税を抑え、黒字の業績のよい決算書にするなどの取り組みを行うことで、メイン銀行からの信頼が得られ、新店舗出店のための融資を受けることができました。
金融機関が融資先の会社/個人の業績状況を判断する指標として活用する格付けシステムは、財務スコアリングモデルと言われる評価基準に基づいて債務者を定量的に自動評価しますが、この自動評価により融資先の格付けは、8割方決定されてしまいます。この他にも決算書上数値で評価しづらい経営者の能力、市場の将来性・成長性や過去の返済履歴などの定性評価と換金不能な不良在庫、貸付金の回収不能分を控除するなど実態評価を加えて格付けが算定されますが、やはり決算書の内容が格付けに色濃く反映されてしまいます。
ある金融機関では下記のように格付けを12段階に分けて融資先を評価しています。この金融機関の場合、正常先の中でも、最上位格付である1格と、6格では、その会社/個人に対する金融機関の融資スタンスは異なってきます。また金利についてもそれぞれの金融機関が格付別に作る期間別融資金利指標をベースに融資金利が提示されることになります。
そのため格付けをよくするには、財務体質を見直し、業績の良い決算書にすること、および金融機関担当者が支援したい融資先であると思ってもらえるよう信頼関係を構築することが重要です。

飲食店の財務戦略は格付け区分を理解するところから!好条件にて融資を受けられるよう自社の格付け区分をよくすることが大切です。
「顧客目線」「嗅覚」がカギ! 選ばれる税理士の “回答力”

2020年6月に清文社からCredo税理士法人の2冊目の本が出版されました。今回は、弊社の顧問である元国税調査官の飯田真弓先生との共著となっています。
税理士事務所を舞台に税務トラブルを小説調で解説していく読みやすい本となっています。メインの話は個人の飲食店に関する税務の解説本になっているので、経理に携わっている方も、飲食店の方も読みやすいと思います。ご興味がある方は是非チェックしてみて下さい。
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