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国税「Pay払い」のデメリット
一方、国税のPay払いにもデメリットがあります。
決済上限は30万円
決済上限額は30万円となります。
コンビニ納付と同じです。
相続税のように納税額が高くなりやすいものには向かないかもしれません。
この他、利用するPay払いで利用上限を設定しているのなら、納税できる額もそれより低くなります。
領収証が出ない
コンビニ納付やクレジットカード納付と同様、領収証は出ません。
領収証が必要なら、最寄りの金融機関又は所轄の税務署窓口で払うしかありません。
アカウント残高がないと払えない
納税は、Pay払いそれぞれのアカウント残高からのみ行います。
クレジットカードから直接払うことはできません。
スマホで手軽に納税したいのなら、Pay払いのアカウント開設だけでなく、チャージも必要です。
ポイントがつくとは限らない
決済アプリで支払を行うと、たいていポイントがつきます。
しかし、税金の支払いについては、ポイントがつかないことがままあります。
PayPayで税金を払ってもポイントはつきませんが、LINEPayなら支払額×0.5%のポイントがつきます(上限あり)。
決済アプリ各社の取扱いを確認したほうがいいでしょう。
詳細は12月にならないとわからない
Twitterを見ると、さまざまな声が上がっています。
いやはや国税のコード決済対応は革命だな!
地方税もPayPay・LINE Pay・au PAYあたりはあったけど国税はこの数を上回ってAmazon Payすら入ってきたから凄い😃— マロン@インカム投資を中心にポイ活・IPO・一口馬主 (@marronblog) October 24, 2022
国税がスマホ決済対応(手数料無料)で超高還元ルート爆誕…!例えばエポスG→ mixi M→ Amazon Payでプライム会員は3.1%還元。楽天カードJCB→楽天キャッシュ→Edy→Amazonは3%還元。d払いで増量したdポイントも使える?!12月スタートなのでいろいろ炙り出して塞ぐ作戦だなwwhttps://t.co/tyw7VXyFNz
— ペイこ¦ポイ活とクレカ (@paykopayka) October 24, 2022
もっとも関心が高いのは「ポイントがつくかどうか」ですが、他にも
「Amazonギフト券の消化にいいかも」
「ウチは納税額が30万円を余裕で超えるから使えない」
「楽天Pay、使えないのか」
「あと払いなど、クレカからの支払いが使えないのはちょっと…」
といった声もありました。
詳細は12月にならないとわかりません。
ただ、来年の確定申告時期の納税は、Pay払いが一気に増えそうな気がします。
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