【語呂合わせ】

理論編でも使いましたが、全然覚えられないものは、とにかく語呂合わせを利用することをお勧めします。

特に租税法は、めちゃくちゃおすすめです。租税法に出てくる覚えないといけない数字は、理屈では覚えることが難しいです。

例えば、以下のようなものを考えました。

・税務上の繰延資産ノウハウ、加入金の償却期間5年 ⇒「農家(ノウ加)でGo(5)Go」

・貸倒引当金法定繰入率

  • 製造業  8/1000 ⇒「せい(製)はち(8)さん」
  • 卸売・小売業 10/1000 ⇒「お(卸)こ(小)と(10)さん」
  • その他(建設業含む)6/1000 ⇒「 た(他)け(建)ろく(6)さん」

・65万控除は不動産所得と事業所得 ⇒「ロゴ(65)を記帳するなんてまだ青い(青色申告)な藤(不・事)井」(※現在は、e-taxの要件も追加。)

・50万控除は山林所得、譲渡所得、一時所得 ⇒「山譲一(さんじょうはじめ)に50点」

⇒はらたいらに3,000点のイメージ(若い方はわからないですね。ごめんなさい)。

バカっぽいものほど、覚えられますので、参考にしてみてください。

【解いた問題を間違えた時の対処】

間違えた解答には、ケアレスミスとケアレスミス以外のケースがありますので、場合分けしてご説明します。

ケアレスミス以外で誤った解答をした時の対処法)

計算問題を解いていると、次の問題次の問題とどんどん進みたくなります。それは、たくさんの問題をこなした方が、勉強をやった感が出るということと、勉強計画通りに件数をこなしたいという願望があるからです。それはあくまで自己満足です。

そうすると、また次回その問題を解いても、また間違った解答を導くことになります。何回解いても間違えることになり、単に時間を浪費するだけです。

ですから、間違った論点を本質的に理解するために、テキストにも戻って復習するようにして下さい。その際に、『一度間違えた問題は、二度と間違えないぞ!』という意気込みで解答を見ながら、復習して下さい。この意気込み、覚悟が重要になります。次また解くだろうから復習を適当にすると、間違いなくまた次回も間違えます。

ケアレスミスの対処法)

計算問題をケアレスミスによって誤ってしまうケースも非常に多いと思います。しかし、このようなケアレスミスも必ず克服しないと本試験では、100%落ちます。従って、同じケアレスミスを繰り返さないような対策が絶対に必要です。この点については、ケアレスミスが起きる背景から始まり、かなり奥が深いノウハウがありますので、次回、1回分を割いてお伝えします。今までお伝えした中で一番重要な回になるかもしれませんので、楽しみにしていてください。

以上、今回は、理論と計算に分けて、それぞれの勉強方法についてお伝えしました。次回は、今回深掘り出来なかったケアレスミスの対処方について詳しくお伝えします。


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