開示すべき重要な不備の判断
開示すべき重要な不備とは、財務報告に重要な影響を及ぼす可能性が高い内部統制の不備をいいます。開示すべき重要な不備に該当するものが期末日に存在する場合、開示すべき重要な不備の内容及びそれが是正されない理由が内部統制報告書に記載されます。
「内部統制報告書」の作成と「内部統制監査報告書」の受領
年間を通じたJSOXの手続きの結果を受けて「内部統制報告書」が作成されます。
「内部統制監査報告書」は、経営者が作成した「内部統制報告書」が内部統制の評価の基準に準拠し、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているかどうかについて意見を表明するものです。年間を通じたボリュームのある作業となるため、会社側の検証手続きが終了する都度、監査法人の確認を受けるというサイクルが繰り返されます。文書化の終了→監査法人のチェック→整備状況の評価の終了→監査法人のチェック→・・・といった感じです。
まとめ
今回はJSOX導入に伴う「年間作業の流れ」を改めて確認しました。JSOX導入は個別論点の解消に非常に大きな労力を要しますので、全体感を見失いがちです。JSOX導入をご担当される方は全体作業項目、スケジュールを常に念頭に置きプロジェクトを進めて頂くと良いと思います。
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