金と消費税の関係
このほか、金の売買においては消費税が絡んでくる。消費税は、購入する側が納税する義務がある。一般的には、商品を購入するときに消費者が負担し、「商品+消費税」を販売した相手に支払う。商品を売ったものは、その消費税分を購入者にかわって納税する。
消費税については、2014年以降は消費税率が5パーセントから8パーセント、2019年からは10パーセントに引き上げられた。
さて、金を事業者から購入すれば、前述した通り、顧客は事業者に購入金額と消費税を合算した金額を支払う。逆に金を事業者に売却すると、反対に消費税分を事業者から受け取る。
税務申告に関しては、事業者ならば金を売却したときの消費税と、購入したときにかかった消費税を仕入れ税額控除して税務署に申告し、受払を行う。つまり、売却時にあずかった消費税を仕入れにかかった消費税を差し引くことで、実際の負担がゼロになるようになっている。払いすぎた消費税は、還付と言うことで処理される。
つまり、金を消費税5パーセント、8パーセントのときに購入していれば、現在は消費税が10パーセントなので、消費税分の5~2パーセント戻ってくることになり、その分、金価格の高騰にプラスして得をするというわけだ。
世界的に経済環境はしばらく不安が続くと予想される。金の高騰がどこまで続くか分からないが、日本においては色々な意味で金が注目される理由があるのだ。
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