4.組織図と社外専門家の関係

私が紹介する組織図を見ると、社外の専門家を入れている事に気がつくと思います。通常は入れないことが多いでしょう。

 

しかし、社長によっては、現在、どのような社外の専門家と契約しているか把握されていない方もいます。社外の専門家も組織図に入れることにより、社員と社外の専門家の関係性を常に意識することができますし、万が一、社外の専門家のパフォーマンスが良くない場合には、改善要望を出すことや契約解除を検討することができます。

このように社外の専門家も組織図に反映することにより、常に組織全体を俯瞰して確認することが出来ます。

 

 

以上、上場を目指さない会社であっても、ヒト関係、特に組織図に焦点を絞って、その必要性を紹介しました。私は、経営資源のうち、ヒトが最も必要だと考えており、正しい「ヒト」を大事にして、育成することが会社の成長につながると考えています。

 

社長やコンサルタントによっては、「正社員は高く付くから、全部外注すれば大丈夫」と考えられている方もいらっしゃると思います。短期的には人件費が削減されるので、利益率は改善します。しかし、ヒトを減らして外注したけれども、外注先と社内をつなぐ人材や、外注先をマネジメント出来る人材がおらず、結局実務が回らなくなり、大きな損失を計上されている会社も見てきました。

 

「専門家に任せておけば大丈夫」と単純に考えず、専門家を利用しながら社内の人材を育成していくという視点を持つことが大事です。人間的に信頼出来る人材を、社外の信頼出来る専門家と共に仕事をすることを通じて育成することが、会社が強くなる一つの方法ではないかと私は考えています。

 

その際、組織図を見ながら、誰が何の仕事をしているのか、将来どのように育成していくのか、その時の組織は今と同様で良いのか等、会社とヒトの成長のために、未来を思い描くことも社長の仕事ではないでしょうか。

あくまでも、今回の記事を一つの考え方として、会社経営の参考にして頂き、会社の成長と安定を目指して頂ければ幸いです。

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