③【トップアスリートのルーティンについて】

さて、受験生がトップアストリートだという話をしてきましたが、トップアスリートが本番でストレスを軽減させて最大のパフォーマンスを出すために、独自のルーティンを持っていることはご存じでしょうか。

例えば、

・ラグビーの五郎丸選手が、キック前に行う指を揃えるポーズ

・イチロー選手は打席に立ったときに袖を引っ張りながら、バットを持った腕を肩と平行に上げるしぐさ

・ウサイン・ボルト選手は走る前に弓を引くようなしぐさ

・フィギアスケートの羽生結弦選手が、演技を始める前にする十字を切るポーズ

・イチロー選手は朝にカレーを食べる

これは、全て脳に余計なストレスをかけずに、本番で最大のパフォーマンスを発揮するためのものなのです。バカみたいに思うかもしれませんが、ここまで読み進めていただいた方には、どれだけ重要な行為であるかご理解いただけるでしょう。

ですから、トップアスリートである会計士受験生の皆さんは、独自のルーティンを開発して本試験に挑んでいただきたいです。ルーティンの作り方は、勉強がはかどった時やテストの結果が良かった日など調子が良かった時に、その日の行動を振り返って見て、行っていた行為をルーティン化するのがおすすめです。靴下を左足から履くとか、筆記用具からペンを出す順番を決めるとか、ヨーグルトを食べるとかなんでもいいと思います。いつも通りのルーティン行動で気持ちを落ち着かせて本試験に挑みましょう。

【まとめ】

本試験が近づいてきたら、脳に本試験で本気を出してもらえるための準備をしていきましょう。そのために、本番環境と同様のことを日々の生活でこころがけることが重要ですし、トップアスリートであるという自覚をもって勝利をつかみ取りましょう。


バナーをクリックすると㈱レックスアドバイザーズ(KaikeiZine運営会社)のサイトに飛びます

最新記事はKaikeiZine公式SNSで随時お知らせします。

 

◆KaikeiZineメルマガのご購読(無料)はこちらから!
おすすめ記事やセミナー情報などお届けします

メルマガを購読する


(関連記事)

【偏差値30から会計士合格できた勉強法】

第1回:劣等感を抱えている若者よ、大志を抱き、今こそ会計士試験に合格せよ!!

第2回:バカでも会計士試験に合格できたルーチン&モチベーション維持法

第3回:客観的な視点から会計士試験を見つめて合格をもぎ取ろう!

第4回:短答式試験はしっかり肢を分類して効率的に勉強すれば高い点数を叩き出せる!?

第5回:偉大な先人を真似よう!マウンテンガイド理論を駆使した勉強方法のススメ

第6回:自分は記憶力がないと思い込んでいませんか?自分の記憶力を把握した上での効果的な勉強法

第7回:専門学校の授業を受けるだけで満足していない?目的である会計士試験に合格にするための授業の受け方講座

第8回:論文式試験の合否を分ける!?理論と計算の勉強方法(理論編)

第9回:勉強したのに計算問題が解けない!?自信を確信に変える3つの効率的かつ効果的な計算問題の勉強方法

第10回:計算ミスなどケアレスミスで得点が伸びない方必見!本番で100%の実力を出すためのケアレスミス撲滅方法

第11回:寝たい時は迷わず寝るが吉!~脳科学と血糖値も味方につけた最大限のパフォーマンスを出せる勉強法~

第12回:勉強が追い付いていない時の確認テストや答練は受けるべき?受けないべき?~テストや答練を最大限利用して合格を勝ち取る方法~