リスケジュールの注意点

リスケジュールを行うとその期間中に金融機関から新たな融資を受けることができなくなるので、借入に頼らない資金繰り管理が必要となります。金融機関は他行からの借入金残高を注意してチェックしているため、一行でもリスケジュールをしてしまうと、他の金融機関はリスケジュールをしていなくても新たな融資を受けられる可能性は少なくなります。そのため、リスケジュールを申込む際には、中途半端なリスケジュールはせず、すべての金融機関に対して行い、その期間も半年間ではなく1年間の期間でギリギリの金額まで減額し、できるだけ短期間で再建をした方が良いでしょう。

リスケジュールを行う際には、事業計画書などの書類を作成し、すべての金融機関に対して交渉をする必要があるため、半年間の頻度だと労力がかかり過ぎてしまうので1年間で交渉をするようにしましょう。(1年以上で交渉したとしても1年になるケースが多いです)。

またリスケジュールを行う際に要注意なのが、保証協会付きの借入金の場合は、保証協会が保証をする期間も変更となるため、保証料の支払いが発生してしまうという点です。リスケジュールをする会社/個人は資金繰りが厳しい状況であるため、この保証料の支払資金の確保をしっかりと資金繰りに折り込んでおくことが重要となります。

飲食店の資金繰りは支払の見直し意識するところから!金融機関への返済を一定期間減額するリスケジュールの活用を検討しましょう。


バナーをクリックすると㈱レックスアドバイザーズ(KaikeiZine運営会社)のサイトに飛びます

最新記事はKaikeiZine公式SNSで随時お知らせします。

 

◆KaikeiZineメルマガのご購読(無料)はこちらから!
おすすめ記事やセミナー情報などお届けします

メルマガを購読する


【関連記事】

税理士が教える飲食店経営のノウハウ ~返済に困った際の注意点(リスケジュール①)~

税理士が教える飲食店経営のノウハウ ~複数行取引~

税理士が教える飲食店経営のノウハウ ~金融機関との関係強化~

税理士が教える飲食店経営のノウハウ ~融資の基本知識【財務体質の強化③】~

税理士が教える飲食店経営のノウハウ ~融資の基本知識【財務体質の強化②】~

税理士が教える飲食店経営のノウハウ~融資の基本知識【財務体質の強化①】~

税理士が教える飲食店経営のノウハウ ~融資の基本知識【格付け区分】~

飲食店の成長を加速するために知っておきたい財務のオキテ ~融資の基本知識【代表者保証】~

飲食店の成長を加速するために知っておきたい財務のオキテ ~融資の基本知識【プロパー融資と保証協会付き融資】~

飲食店の成長を加速するために知っておきたい財務のオキテ ~新型コロナウイルス感染症に関わる資金調達③~

飲食店の成長を加速するために知っておきたい財務のオキテ ~新型コロナウイルス感染症に関わる資金調達②~

飲食店の成長を加速するために知っておきたい財務のオキテ ~新型コロナウイルス感染症に関わる資金調達①~