そんな中、ユニクロはこれまでの税抜価格をそのまま税込価格にするという値下げをしました。しかも4月1日からではなく、3月12日から。実質約9%の値下げです。すごいですね。例えば税抜9,800円の商品を、これまではレジで10,780円払っていたのに、今では9,800円払えば買えるのです。1万円払っておつりが出る、消費者としては嬉しいですね。宣伝効果(アピール)もかなり大きいと思いますが、ほとんどの事業者はそんなことはできません。私の顧問先様でも、例えばホームページの表示は修正済みだけど、お店に置いてあるメニューはまだ変わってないなど、完全に切り替えてないところもありますので、残り約2週間で対応しなくてはいけません。
総額表示は、消費税法63条によって義務付けられていますが、今のところ罰則はありません。ただし先ほど書いた通り、景品表示法違反になる可能性はありますし、何より消費者から苦情が出る可能性があります。「4月からはここに書いてある金額が税込金額ですよね?」と言われて、総額表示が間に合いませんでした…というトラブルのないよう、しっかり準備をしましょう。
ちなみに、「100円ショップ」の看板は、お店の名称(屋号)と考えられるため、総額表示の義務違反には当たらないとされています。消費者側も、100円ショップで買い物して「税込が100円だと思った」という人はいないでしょう。
ところで先日、静岡に行っていた長男(18)が、「静岡のダイソーはなぜか108円だったんだよ」と言うので、へぇ~、税込み108円にするよう値下げしているのかなぁ…と思ったのですが、単に食べ物だったというオチでした。「東京でも食べ物は108円だよ」と言うと「え?あれ…?そうだっけ?」と。軽減税率が導入されて1年半、考えてみれば知ってるはずなのに、とっさに軽減税率だと気付かない18歳。親の顔が見てみたいと思ったのでした(笑)。
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