3.役員の多様性も考慮する
昨今、多様性が重要視されていることを鑑みて、社外監査役に、女性を選任することも検討しましょう。当然、社外監査役に限らず、取締役に女性を選任することも、常勤監査役に女性を選任することも積極的に検討するといいでしょう。一般的に会社の役員構成を鑑みた際、男性割合が高い状況にあります。ただし、私は、男性割合を低くするために、女性役員を入れるという考え方は本質的ではないと考えています。男性とは異なった考え方や感性を取り入れるために女性に入って頂く、といったポジティブな視点での捉え方が大事です。
世の中は急速に変化しています。顧客にも従業員にも、様々な考え方を持つ方が増えてきている状況において、役員陣も多様性を取り入れることを検討しましょう。当然、多様性を過度に重視するために、役員として適切とはいえない方を選任することは本末転倒です。役員として適切であることが前提として、候補者に女性がいるのであれば、多様性の面から選任することを検討するといいでしょう。
以上、IPOを目指して非常勤監査役を選任する際、注意すべき3つのことを纏めました。非常勤監査役は、経営者や経営陣を常勤監査役と共に監査する立場ですし、IPO等を検討しなければ、普段選任を検討するようなことがない方です。そのため、非常勤監査役を選任する必要がある場面に直面すると、良くわからないから何となく、知り合いの弁護士や公認会計士を選任してしまう経営者もいます。
CFOや常勤監査役と比較すると、非常勤監査役の重要性は落ちますが、CFOや常勤監査役が機能しない場合等においては、非常勤監査役の役割は重要になります。非常勤監査役に良い人材を選任できるように、経営者は資格にとらわれず、本記事を参考にして自社に合致する人材を探しましょう。
本記事が、IPOを目指して非常勤監査役を選任する経営者の役に立てれば幸いです。
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