■実績報告で提出する書類
補助金によって多少異なりますが、実績報告にあたっては、次の書類の提出が求められます。
○実績報告書
それぞれの補助金で様式が定められていますので、その様式を用いて、取り組んだ内容(機械設備の導入やシステム開発、広告宣伝、店舗の改装など)やその効果について記載します。
○経費内訳
実際に使用した経費について、経費区分ごとにその内訳を記載します。
○経費に関する証憑
経費を使用して事業に取り組んだ証拠書類を提出します。経費に関する証憑として、おおよそ次のような書類が求められます。
- ・見積書
- ・発注書、申込書、契約書
- ・納品書
- ・請求書
- ・支払い証明(銀行の振込明細書など)
- ・成果物
成果物としてどのようなものを提出するかは、対象の経費によって異なります。たとえば、次のような書類の提出が求められます。
- -購入した機械装置・備品などの写真
- -開発したシステムの画面キャプチャ
- -作成したホームページやパンフレットのコピー
- -店舗改装など工事をした写真
■実績報告の注意点
このように実績報告を行わないと補助金が支給されません。実績報告にあたっては、次の点に注意してください。
・提出期限
実績報告には提出期限が定められています。提出期限を過ぎると実績報告が受け付けられない可能性がありますので、事前に期限を確認してそれまでに提出書類をまとめられるように事業を進めていく必要があります。
・事前の計画から変更がある場合
最初の申請時や交付申請時に提出した計画から変更が発生する場合は、早めに事務局に相談するとよいでしょう。たとえば、当初の見積りより費用が低く抑えられそうなため、他の費用を増やしたい場合などがありえます。そのようなとき、どこまでの変更は認められるのか、その際に手続きが必要かなどを確認しておくことをお勧めします。実績報告の際に計画と異なるため、一部の費用が認められなくなってしまうといったトラブルを防ぐことができます。
・支払い方法
経費の支払いについて、原則としては銀行振込を想定されています。ただし、ネットでの物品購入などでは、クレジットカードしか対応していないケースもあります。このようなとき、クレジットカード払いをする際には、実績報告時にどのような書類が必要となるのかなどを補助金の手引きで確認しましょう。手引きを見ても分かりにくい場合などは事務局に問い合わせます。
せっかく補助金に採択されても、実績報告に不備があると思わぬ苦労をする可能性があります。最悪の場合、補助金の支給が認められないこともあります。採択されたら、実績報告に必要な書類などを想定してスムーズに報告できるように事業を進めていっていただきたいと思います。
バナーをクリックすると㈱レックスアドバイザーズ(KaikeiZine運営会社)のサイトに飛びます
最新記事はKaikeiZine公式SNSで随時お知らせします。
◆KaikeiZineメルマガのご購読(無料)はこちらから!
おすすめ記事やセミナー情報などお届けします
【メルマガを購読する】
(関連記事)
・ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金の低感染リスク型ビジネス枠について
・緊急事態宣言の影響を受けた中小法人・個人事業主を対象とした一時支援金について
・期限が迫る、新型コロナ関係の補助金・助成金・給付金の最新情報
・登記から労務まで!株式会社設立の流れと必要な手続きチェックリスト
・売掛債権を活用した資金調達(ファクタリング、ABL融資)の仕組み
・デジタル化・電子化・DXを進めるにあたって活用できる補助金・助成金
・自社で活用できる補助金や助成金の上手な探し方をご紹介します
・相手の存在や努力を認めて自信を取り戻してもらう対応(承認編)
・経営状況の厳しいクライアントや落ち込む部下に寄り添う対応(傾聴編)
・テレワークの導入・整備に使える補助金・助成金をご紹介します
・新型コロナウイルスの感染防止対策に使える補助金・助成金をご紹介します
・コロナ禍での資金繰りを支える、実質無利子・無担保の融資制度と申請について
・コロナで歩みを止めないために!テレワーク環境整備やITツールの導入に活用できる「IT導入補助金」(特別枠)の申請方法
・中小企業の設備投資を支援する「ものづくり補助金」(コロナ対応の特別枠)の申請方法




